みる資料


NHK ハーネットTV ブレイクスルー File3 路上でみつけた“幸せ” 

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風間 俊介さん(俳優)、安藤 桃子さん(映画監督)オープニング・エンディング音楽:若旦那(ミュージシャン)佐野 章二さん(ビッグイシュー日本 代表)井手 満男さん(ビッグイシュー販売者)


2003年9月...

「ビッグイシュー日本」の第1号が、日本で産声を上げたのです。

当時のことについて、ビッグイシュー日本代表 佐野章二氏はこう語ります。

「ホームレスのおっちゃんたちは、
手配師などにだまされ続けてきている人たち
だから「必ず売れる!大丈夫だからついて来い」
と言うことは絶対にしなかった。

「やってみないとわからないけど、
一緒にやろう」という姿勢だ。

「どれくらい売れるのか?」と聞かれても
正直に、「分からないから、一緒にやろう」と
言い続けた。

それが最初は数人の販売者から始まり、
だんだん拡大していった。

ホームレスのおっちゃんたちも、
他の仕事がなければ日銭稼ぎの仕事を
したかったのだ。

もしやってみてダメだったら、しばりはないから
やめればいい。
そうして気軽に始め、街に立ってみると
実際に売れた。

「売れるじゃないか」と一番意外性を感じたのは、
当のホームレスのおっちゃんたちだと思う」

それから10年、ビッグイシューは累計で
200号を突破し、なんと7億円以上を
ホームレスにもたらしました。

多くの方が再就職し、社会復帰を果たしました。


ヘイトスピーチを問う ~戦後70年 いま何が~

特定の人種や民族に対して差別や憎しみをあおるヘイトスピーチ。京都市の朝鮮学校に対­して行われた街宣活動について「違法な人種差別にあたる」とする判決が、先月、確定し­た。去年8月には、国連の人種差別撤廃委員会が日本政府に法規制を勧告するなど、日本­がヘイトスピーチとどう向き合っていくのか問われる事態に発展している。番組では、ヨ­ーロッパの法規制をめぐる動きや歴史的な事例なども盛り込みながら、ヘイトスピーチが­照射する現代社会の姿を見つめていく。